[BMW中古車購入時の注意点]:BMW中古車[より良いBMW中古車選び]

BMW中古車購入時の注意点

 中古車購入時の注意点については、これはBMWだけに限らないことですが、BMWの認定中古車のように、その品質が公けに保証されている車両であればいいのですが、中古車の場合はそういったことがない場合も多いので、中古車を購入される場合は下記の点などにご注意ください。


[交通事故破損車]
 いわゆる「事故車」と呼ばれるものですが、悪質な中古車販売業者になると、交通事故により破損した部位を修理、補修して販売する業者もあります。

 例として、交通事故を起こした2台の車のそれぞれ無傷な前部、後部を溶接で繋ぎ合わせた「ニコイチ車」などがあり、その他に水没車両が販売されていた例もあります。


[計器操作]
 中古車の価格設定において、車両の「走行距離」は重要な基準の1つになりますが、悪質な業者の中には、この走行距離を確認するための走行距離計(走行メーター)を操作して販売する業者もあります。

 操作としては、単純に走行メーターを巻き戻す(メーター戻し)だけなのですが、巻き戻すことにより、より高く中古車の販売価格を設定できるという仕組みです。

 このメーター戻しについては、単純に割高で中古車を購入させられる以上に、実際の車両の疲弊度が的確に分からないという問題があります。

 通常であれば、「xxKm」走っているから、これぐらいの痛み具合だろうと思っていても、実際はそれ以上に車両は疲弊していることから、メンテナンスの遅れが重大な事故につながらないとも限りません。

 現在は、走行メーターに不正を防止する仕組みが取り付けられる動きや、日本オートオークション協議会という組織などが中心となって、走行メーター管理システムによる走行距離の不正を防止する努力もされているようですますが、中古車を選ぶ際はぜひご注意ください。


[インターネットからの購入]
でも書いたのですが、最近は中古車販売店の多くがインターネット上での情報公開から販売までを行うようになり、実物を見なくても車(BMW)が購入できるようになってきました。

 ただ、車(BMW)は外観も大事ですが、性能、安全性に関わる内部や各部位の状態もとても大事ですので、できればインターネット上では希望するモデルを売っている、訪問できる距離の中古車販売店を見つけて、実際に訪れ、エンジン部、足回りなどの確認をして、できれば試乗させてもらい、しっかりチェックしたいものですね。